- Before
- 24時間ラインが稼働するため、3交代制で常時3人の作業員が積み付け作業を
行っていた。
- After
- ロボット1台で3ライン分(パレット4枚分)の積み付け作業を自動化。
オペレータ1名がロボットの簡単な操作を行うのみとなり、2名分の省人化、
作業負担の軽減となった。
ワークの種類 | 段ボール 15種類 重さ:10~15kg |
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納入先 | 食品原料メーカー |
工程・用途 | パレタイジング |
プロダクト | ロボットパレタイズシステム |
課題
重い段ボールを積みつける作業は、作業員の負担が大きく労災の危険もあるため、
省人化を希望していた。
夜間の作業は採用難で、人手が不足しがちだった。
ご提案
1台のロボットで3ライン分のパレタイズ作業を自動化。
ロボットの操作は起動、品種選択、停止など最小限でよく、積み付け状況を工場に既設の
工程監視用カメラで確認してパレット交換のタイミングが分かるため、作業員を別室の作業に割り振ることもできる。
ハンドツールの交換は不要で、1種類の吸着ハンドで全種類の段ボールの積み付けが可能。
装置の動き
①ロボットを操作し、積みつける品種(段ボールのサイズ)を3ライン分それぞれ選択。
②段ボールがコンベヤで供給される。
③ロボットが段ボールを吸着して持ち上げる。
④それぞれのラインに対応するパレットに、段ボールを積みつける。
⑤積み付けが完了したパレットを、作業員がフォークリフト等で空のパレットと交換。
交換が完了するまでの間も、別のラインの段ボールの積み付けは続行する。