- Before
- 充填・検査後のスパウトパウチを、
手作業で箱詰め。箱詰め専門の作業員が1名で作業を行う。
- After
- パウチをコンベヤに流すと、ロボットが自動で箱詰めを行う。ロボットの操作は品種選択と開始・停止のみ。
1名の省人化。
ワークの種類 | スパウトパウチ 内容物:食品、飲料品、化粧品、医薬品等 |
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納入先 | 食品・飲料・薬品等メーカー |
工程・用途 | ケーサー / 箱詰め |
プロダクト | ロボットケーサー |
課題
工場全体で人手が不足しており、省人化が喫緊の課題となっていた。
パウチは変形したり内容物が偏りやすいため、1段ごとに方向を入れ替え、
箱内部で荷崩れしないように丁寧に積み上げる必要がある。
ご提案
スカラロボットを使用した省スペースなロボットケーサーが、高速で箱詰め作業を行う。
ロボット1台で様々な詰め方に対応可能で、操作は起動時に種類を選択するのみ。
工程変更があった際は、プログラムの追加を行えば同じ装置を使い続けられる。
装置の動き
①ロボットを起動し、操作パネル上で箱詰めする品種を選択する。
②内容物が充填され、検査をクリアしたスパウトパウチがコンベヤで供給される。
③ロボットが2つずつピックし、段ボールに詰める。
1段ごとにパウチの向きを反転し、スパウトが片側に寄らないようにする。
④詰め終わった段ボールを、コンベヤで封函機へ供給する。