- Before
- 重いドラム缶の搬送と内容物(液体)の漏れ検査を人手で行っている。
- After
- ドラム缶を持ち上げ、漏れがないか検査し、パレットへ積みつける工程をロボット1台で自動化。
ワークの種類 | ドラム缶(液体入り) 重量:250kg~300kg |
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納入先 | 化学業界 |
工程・用途 | 溶剤の入ったドラム缶の漏れ検査・パレットへの移載 |
プロダクト | 6軸ロボットを使った自動化装置 |
課題
手作業で重量の大きいドラム缶を取り扱い、危険な内容物の漏れ検査も行っているため、
作業員の負担が大きい。
ご提案
コンベアで運ばれてくるドラム缶の位置をカメラで検出し、ロボットで把持。
ガス検知器の前で逆さ向けにし、液漏れがなければパレット上へ移載する。
全作業をロボットで行うことで、作業員はロボットの開始・終了時の操作を行うだけになる。
装置の動き
①ロボットの電源を入れて動作を開始。
②ドラム缶がコンベアで既定の位置まで運ばれてくる。
③カメラでドラム缶の位置を検出し、ロボットでつかむ。
④ドラム缶を逆さ向けにし、ガス検知器で液漏れがないか確認。
⑤液漏れがなかった場合、パレットへ積みつける。
液漏れのあるドラム缶は、NG品置き場に置く。