- Before
- パウチや箱で梱包された様々な加工食品が入ったオリコンを、作業員2名が2枚のパレットに手作業で積み付けていた。
- After
- ロボット1台でパレット2枚への積み付け作業を自動化。作業員はロボットの
開始・停止などの操作のみとなり、
省人化、作業負担が軽減された。
ワークの種類 | オリコン 内容物:梱包済みの加工食品 重さ:最大20kg |
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納入先 | 食品メーカー |
工程・用途 | パレタイジング / NG 品排出 |
プロダクト | ロボットパレタイズシステム |
課題
重量のあるオリコンをパレット上に高く積みあげる作業は重労働なので、
省人化を希望していた。
オリコンは箱の上部と底部がスタックする形状なので、ずれないようぴったり真上に積むためには位置精度が重要。
積み付け工程の前には重量検査を行い、重量チェックのNG品は積みつけずに
排出する必要がある。
ご提案
ロボットで積み付け作業を自動化すると同時に、秤を使って重量検査を行う。
「重量チェックNG品」の信号を受け取ったオリコンは積みつけずに、NG品排出用コンベヤに乗せることでNG品排出も自動化。
装置の動き
①ロボットを起動し、製品情報を選択。
②重量チェック後のオリコンがコンベヤで供給される。
③ロボットがオリコンのふち部分を把持して持ち上げる。
④一度オリコンを秤の上に置き、重量検査を行う。
⑤重量検査結果がOKの場合はパレット上に、NGの場合はNG品排出用コンベヤにオリコンを
置く。
⑤1パレット分積み付けが完了したら、自動で2枚目のパレットへの積み付けを開始。
⑥積み付けが完了したパレットは、フォークリフト等で空のパレットと交換する。