- Before
- 不具合流出の防止のため、工程内で検査を5回行っていた。
- After
- カメラを使用した画像検査装置を外観検査の補助として導入することで、不具合品の見落としを防止。検査回数を1回に削減。
ワークの種類 | 鉄道車両用に使われる機能性シート |
---|---|
納入先 | 機械・設備等部品メーカー |
工程・用途 | 外観検査/良否判定 |
プロダクト | カメラセンサを使用した外観検査補助装置 |
課題
目視で外観検査を行っており、人による検査結果のばらつきや、疲労からの不具合品の
見落としの可能性があったため、検査を5回も行っていた。
品質の安定化(検査結果の均質化)、不具合品の見落とし防止、工程のスリム化、作業者の
負担軽減など様々な課題があった。
ご提案
お客様の検査基準をもとに、カメラを搭載した画像検査補助装置を開発。
カメラで検出した不良箇所をチェックする形になり、不具合品の見落とし防止につながり、
検査工程の回数削減が可能となった。
装置の動き
①ステージを引き出してシートをセットし、もう一度ステージを装置に押し込む。
②左右の開始ボタンを同時に押すと、カメラがシートを撮影する。
③撮影結果が正面のモニターに表示される。
異物等を検知した箇所がOK/NG両方マークアップされている。
同時に、シート上にもプロジェクターでマークアップ箇所が映し出される。
④モニターやプロジェクターに表示されるチェック箇所を作業者が目視でチェック。