- Before
- 液体検査の準備工程(混合)、分析工程を1名が1日中手作業で行っている。
- After
- 準備工程と分析工程をそれぞれ1台のロボットで自動化。人の退勤後も稼働するため処理能力向上。また人の作業は各装置の準備と簡単な操作のみとなり、人員削減。
ワークの種類 | 液体/粉体/ガラス瓶(空もしくは液体入り)/分注機のノズル |
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納入先 | 化学系メーカーの開発・検査等研究関係部門 |
工程・用途 | 液体検査の準備・分析 (粉体・液体の分注/搬送/データの処理・送信) |
プロダクト | クリーン環境向け産業用ロボットを使用した自動化装置 蓋開閉機構 |
薬品を混ぜる、測定機にセットするといった単調な作業の繰り返しが膨大に発生している。
研究員には繰り返し作業ではない業務についてもらい、人材を有効活用したい。
数種類の液体や粉体の分注機、測定機間の搬送をロボットを使った装置2台で完全に自動化。
分注機へのノズルの着脱や容器のふたの開け閉めといった細かい作業もロボットが行う。
後工程で使用する分析機の分析データを自動で指定のPCへ送信。
■準備工程
①手作業で空のガラス容器を装置内トレーにセットし、タッチパネルを操作してスタート。
②ロボットが容器をトレーから取り出し、蓋開閉ユニットでガラス容器の蓋を開け、
分注機に容器をセット。
③ロボットが液体及び粉体のノズルをストックから取り出し分注機にセットすると、
分注開始。終了するとロボットがノズルを取り外し、ストックへ戻す。
④ロボットがガラス容器を分注機から取り出し、ふたを閉め、トレーへ戻す。
■分析工程
①液体入り容器を装置のトレーにセットし、タッチパネルを操作してスタート。
②ロボットが容器をトレーから取り出し、蓋開閉ユニットでガラス容器の蓋を開け、
蓋は廃棄。容器は分析機へ搬送し、中の液体を測定機へ全量注ぐ。
③測定が開始されると、測定中にロボットが空の容器を元のトレーへ戻す。
④測定が終了すると、データを分析して自動でPCへ送信。
⑤空の容器はトレーごと取り出して人手で廃棄。