- Before
- 手作業で部品1つ1つ、油を拭き取っていた。
- After
- ロボットで部品を持ち上げ、表裏両側
からエアーで吹き飛ばすことで完全
自動化。作業員2名の削減。
ワークの種類 | ハウジング5種(金属製機械部品) |
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納入先 | 株式会社JRC 本社工場 |
工程・用途 | 洗浄 |
プロダクト | 6軸ロボットを使用した自動化装置 |
課題
1日中重くて汚れた部品の洗浄を繰り返すことは負担が大きいため、省人化を希望。
拭き取り後の部品を箱にまとめておき、いくつかたまったら後工程へ一気に供給して
いたため、箱の下の方の部品は上の部品に残った油で再度汚れてしまう。
ご提案
ロボット1台で自動化。洗浄方法をふき取りから、エアーで油を吹き飛ばす方法に変更。
ロボット導入に合わせて工程順序を入れ替え、部品の再汚染を防止。
導入前:拭き取り洗浄→ロボットで部品をピッキング→組立
導入後:ロボットで部品をピッキング→ロボットで洗浄→組立
ロボットの動き
①コンベアで汚れたハウジングが1つずつ流れてくる。
②ロボットでピックし、洗浄器内へ入れる。
③ハウジングの表裏両面からエアーを吹き付け、その場で360度回転させることで
全周洗浄する。
④コンベア状にプレイスし、次の組立工程へ送る。
※エアーの強さとノズルの確度は手動で調整可能。調整は基本的に不要。